薄毛の原因は病気!?徹底調査してみた

男性の薄毛の原因の多くは、遺伝と男性ホルモンが関与した加齢に伴う「男性型脱毛(AGA)」と言われるものです。女性でも閉経後に男性ホルモンの影響が強くなってAGAを発症することは珍しくありません。

しかし、薄毛の全部が全部、AGAのせいではなく、AGA以外の病気が原因となる薄毛があるということを頭には入れておいた方がいいでしょう。命に係わる病気のサインとして、薄毛が起きているということも少なくないのです。

AGAの場合、薄毛以外の全身的な症状は出てきませんし、薄毛になるスピードも数か月、数年単位です。以下に薄毛を引き起こす病気をご紹介しますので、何か心当たりのある人はお早めに病院を受診してもらう方がいいでしょう。

円形脱毛症

 円形脱毛症というのは比較的よく聞く病名だと思います。この円形脱毛はAGAとは全く違う病気です。

円形脱毛症は若いうちに出ることが多い急性の脱毛

円形脱毛症は、青年期や学童などかなり若いうちに出て来ることが多い、急性の脱毛です。脱毛の範囲は人それぞれであり、1円玉程度の小さい範囲のものが1つだけのこともあれば、頭部に複数の脱毛部位が出現したり、頭髪全体に広がるケースもあります。

円形脱毛症の原因はいまだ不明です。自己免疫の異常により脱毛が起きるといわれていますが、その原因にはいくつもの要因が重なっている可能性が高いと言われています。遺伝的に円形脱毛症を発症しやすい人もいるようで、家族で発症するケースも報告されています。

経過と薄毛の状態がAGAとはかなり異なる

 AGAと円形脱毛は、その経過と脱毛の仕方で比較的区別がつきやすいですね。AGAは比較的経過が長く、初期には薄毛になっている部分と正常な部分の境界が不明瞭です。一方、円形脱毛症の場合は、急速に進む一部分の脱毛が特徴であり、脱毛した部位と正常な部位の境界がはっきりしていることが多いです。

治療は免疫抑制

 円形脱毛症の治療のメインは、免疫の異常を抑えることになります。通常、副腎皮質ステロイド剤の外用や内服で治るケースが多いです。しかし、一部の人では難治性になってしまいなかなか毛が生えてこないこともあるようです。円形脱毛を疑うような急速な脱毛がある場合には、早めに病院で相談して、どういった治療をしていくのか決めてもらったほうがいいでしょう。

休止期脱毛症

成長期が急に止まって休止期なってしまう休止期脱毛

 毛には毛サイクルというものがあり、2~7年という長い成長期の後に、2週間程度の退行期を経て、毛が抜け落ちます。その後、2~4か月の休止期の後にまた成長期が来るというサイクルを繰り返し、毛が生え変わっています。

休止期脱毛症は、何らかの原因で、毛サイクルの成長期が突然止まって休止期になってしまうことで、薄毛になる病気です。円形脱毛のように一部の頭髪が抜け落ちる訳ではなく全体的に抜け落ちるび漫性脱毛を引き起こすことが多いと言われています。

原因は強い身体の負担

 休止期脱毛症の原因はさまざまです。持続性高熱、難産、外科的ショック、ストレス、出血、過度のダイエットなど体に強い負担が原因となることが多いです。おそらく、身体が生命の危機を感じたときに、生きていく上で絶対に必要というわけではない毛を犠牲にするという、体の防御反応の一種ではないかと考えられています。

AGAとの大きな違いは「毛の太さ」

 AGAとの大きな違いはその毛の太さになります。休止期脱毛でもAGAでも同じように全体的な毛髪の本数が少なくなりますが、AGAの場合は成長期が徐々に短くなるため、全体的に毛の太さが細くなり、脱毛する毛の太さも細くなってきます。一方、休止期脱毛の脱毛は、突然抜け落ちるため、抜ける毛も残った毛の太さは太いままです。ですので、毛の太さが変わらないまま薄毛になった場合は、休止期脱毛を疑った方がいいかもしれません。また出産や手術など強いストレスや負担がかかった後に毛が薄くなった場合も休止期脱毛である可能性が高いです。

治療は体の負担をなくすこととサプリメント

 治療法は原因となるストレスや体の負担をなくすことですが、毛を作る毛包の栄養となるサプリメントなども効果があると言われています。いずれにしても、病院で生命にとって重大な病気が隠れていないかどうかを見てもらった方がいいでしょう。

ホルモン疾患

毛の成長にはホルモンが大きく影響しています。特に毛サイクルに影響する下垂体機能低下、甲状腺機能低下および亢進、副甲状腺機能低下などがあると脱毛や薄毛が起こります。

これらのホルモン疾患は、どのホルモンの異常が原因となる薄毛なのかによって、薄毛のタイプや毛の抜け方は異なってきます。

ただし、これらのホルモンは毛髪だけに影響するわけではなく、全身の毛や内臓機能にも影響します。そのため、食欲の変化、皮膚の異常、尿量の増加、体のだるさ、体重の増減など何か全身状態にも影響してくることが多いです。薄毛と同時になにか体調でで気になることがある場合は、ホルモン疾患がないかどうか一度病院で検査を受けてもらった方がいいでしょう。

ホルモン疾患がある場合は、治療をしないとどんどん全身状態が悪化してしまう可能性があります。ホルモンの投与やホルモンを抑えることで、体の中のホルモン濃度を適切に保つような治療が必要になります。

栄養障害・代謝障害

 栄養障害や代謝障害による薄毛もそれほど珍しいものではありません。栄養障害や代謝障害から薄毛を起こす代表的な病気をいくつか挙げ紹介しましょう。

亜鉛欠乏

 亜鉛は新しく髪の毛を作り、成長させるために必要な栄養素です。亜鉛が少なくなると、髪質が悪くなり、だんだん細く弱くなり、切れ毛などダメージヘアが増えてくるという特徴があります。亜鉛欠乏の脱毛の仕方はAGAに似ているため、AGAと勘違いされやすいので、亜鉛欠乏の可能性があるのかどうか頭に入れておくのは大切です。

 和食やベジタリアン食には亜鉛の含有量が少ないので、和食やベジタリアン食をよく食べている人では、亜鉛欠乏は要注意ですね。また亜鉛欠乏に陥ると精力減退や手足の爪の異常が出て来ることも多いです。そういった症状が一緒に出ている場合は亜鉛欠乏を疑った方がいいかもしれません。

 亜鉛は肉や魚などの動物性たんぱく質に多く含まれています。またビタミンCやクエン酸と同時に取ると亜鉛の吸収が良くなりますので、亜鉛が不足している人はそういった方法を試してみてください。また、アルコールを飲むとその分解のために亜鉛が使われてしまいます。亜鉛欠乏になりやすい人は飲酒量には注意してください。

鉄欠乏性貧血

特に女性の方に多いのが鉄欠乏性貧血。この鉄欠乏性貧血でも脱毛が起こります。理由は以下の2つがあります。

一つ目は貧血による頭皮の低酸素です。毛を作る毛包は、血液からたっぷり栄養をもらって毛の成長のための材料にします。血液から受け取るのは栄養分だけではなく、酸素もとっても重要です。その酸素を組織に運ぶのが赤血球であり、貧血を起こすと赤血球が減ってしまうため、鉄欠乏性貧血では毛包への酸素供給が減って、毛包が栄養不良を起こします。その結果毛の成長期が短くなったり毛包が委縮してしまい、薄毛を引き起こすといわれています。

鉄欠乏性貧血に関わるもう一つの原因が、コラーゲン。鉄はコラーゲンの生成に必要な栄養素です。鉄欠乏によりコラーゲンがうまく作られないと、頭皮の状態が悪化して結果的に毛の成長が悪くなり薄毛につながっていまいます。

特に普段から貧血気味の女性が薄毛になった場合は、鉄欠乏性貧血の可能性が高くなります。レバーや卵などからしっかり鉄分を摂っておくことも重要です。

クロンカイト・カナダ症候群

 クロインカイト・カナダ症候群は、あまり一般的な病気ではないですが、難病指定されている脱毛を起こす病気であり、AGAと同様中年以降の男性で比較的多い病気ですので、知っておいた方がいい病気です。

大腸と胃に複数のポリープができることが最も問題になる病気ですが、ほとんどの人で脱毛を伴うと言われています。大腸や胃のポリープは胃がんに進行してしまうケースも多いため、早めにこの病気に気付くことが大切になります。中年以降で薄毛が発症した場合、全身の脱毛や下痢を併発する場合はこの病気の可能性があるので、早めに病院で検査してもらってください。脱毛によって気づくことができるかもしれない怖い病気の一つです。

薬による薄毛

 抗がん剤治療によって髪の毛が抜け落ちるというのは有名ですね。抗がん剤は細胞分裂が活発な部位にダメージを与えますので、分裂の激しい毛包は抗がん剤によってダメージを受けやすく、薄毛の原因になります。

 ただし、薄毛を起こす薬は抗がん剤だけではありません。それ以外にも、以下の薬によって薄毛が引き起こされる可能性があるといわれています。

  • 抗凝固剤:ヘパリン・ワルファリン
  • インターフェロン製剤
  • 抗てんかん薬:デバケン・テグレトール
  • 降圧剤:アムロジン・タナトリル・レニベース・カルデナリン
  • 抗高脂血症薬:メバロチン、リピトール、ローコール、ベザトール
  • 痛風の薬:ザイロリック
  • 抗甲状腺薬:プロパジール

また、サプリメントを摂っている人ではビタミンA過剰にも注意です。体にいいと思って飲んでいたものが、実は薄毛を引き起こしている多ということもあり得ます。薬やサプリメントを飲み始めてから髪の毛が薄くなってきた場合には、薬剤を中止して病院の先生に相談してみたほうがいいでしょう。

感染症

 感染症による薄毛も多くはないですが、可能性はあります。薄毛を引き起こす代表的な感染症を2つご紹介します。

白癬

 白癬菌は、水虫の原因菌であり、水虫菌としての方が有名かもしれませんね。足の裏で増えると水虫を引き起こしますが、これが頭皮にも感染することがあり、その場合には薄毛を引き起こします。

 頭皮の白癬症では、頭皮のかゆみとふけの増加が特徴的です。かゆみと福家が増えてきて、毛が薄くなってきた場合は、頭皮白癬を疑った方がいいでしょう。

 白癬菌は暖かく湿った場所が大好きです。帽子やヘルメットをかぶることが多い人は、汗をかいてそのままにしておくと白癬菌が増えやすい環境を作ってしまいます。また、白癬菌は皮膚のケラチンが大好きですので、しっかりシャンプーなどで頭皮を清潔に保っておくことも重要です。

 白癬菌は犬や猫の皮膚糸状菌症という、犬や猫に脱毛を起こす病気の原因菌でもあります。同じ菌ですので、人からペット、ペットから人に感染するリスクがあります。ペットが持っていることもあるので、皮膚病のペットを触った手でそのまま頭を触ることが原因になっている可能性もあります。

梅毒

 最近また増えてきているという報告があるのが梅毒です。梅毒はおそらく性感染症のイメージが強いと思いますが、性行為によって移った梅毒の原因菌、梅毒トレポネーマ菌は頭髪の脱毛を引き起こすことがあるのです。

 側頭部に3㎜~5㎜程度の円形脱毛症を引き起こすのが、梅毒による脱毛の特徴です。性感染症の可能性のある人で、発熱などとともにこういった脱毛が見られた場合には梅毒を疑ってください。

 梅毒は進行すると脳やせき髄まで侵され死亡することもあるという怖い病気です。一方で薬の効果が強いので、疑いがある場合は早めに病院を受診することが大切な病気です。脱毛は梅毒の重要なサインの一つであることもあります。

 

炎症

頭皮の炎症は薄毛を引き起こす原因としては多いです。重度の全身疾患に伴う薄毛もありますので、これらもしっかり知っておいた方がいい病気です。

エリテマトーデス

 エリテマトーデスは、20代から40代の女性に多い病気であり、自己免疫疾患と言われる自分の免疫が自分の体の一部を攻撃してしまう病気の一種です。エリテマトーデスでは、自分の細胞を攻撃して作られた免疫複合体と呼ばれるものがさまざまな臓器に沈着して症状を引き起こします。免疫複合体が毛根に沈着すると脱毛の原因になります。

 全身の炎症に伴う倦怠感や発熱などの体調不良とともに、脱毛がみられる場合にはエリテマトーデスを疑う症状になります。薄毛のパターンは円形脱毛のようなパターンも全体的に薄くなるパターンもありますが、中には一度起きた脱毛が治らないこともあるので、早期からの積極的な治療が必要になります。

皮膚筋炎

 40~60歳の人に多い自己免疫疾患です。ウイルス感染やある種の薬、日光の暴露が引き金となることが多く、脱毛以外にも全身の倦怠感や発熱、筋肉を使った動作が困難になるなどの症状が起こります。エリテマトーデスと似たような症状が出るので、しっかり病院で検査をしてもらう必要があります。

ムチン沈着症

 原因は不明ですが、毛根や皮脂腺の中にムチンという糖タンパクが沈着してしまうことによって起こる脱毛です。円形脱毛症によく似ていますが、脱毛部位が少し赤みを帯び、手で触れると少し硬いため、円形脱毛症と見極めることができます。

 40歳以上の人ではムチン沈着症から皮膚のリンパ腫へ移行してしまうこともあるため、早めの診断治療が必要だと言われています。

委縮性脱毛症

何らかの原因で脱毛した後に皮膚が委縮してしまう脱毛症です。瘢痕性脱毛症とも言われ、円形脱毛症のようなものから、それがつながって脱毛した瘢痕が特徴の脱毛症です。この脱毛の多くは、上にあげた炎症性の薄毛が進行してしまった状態だと考えられています。重度の萎縮性脱毛症になってしまうと、もう一度毛が生えてくるのが難しいことが多いです。

脂漏性脱毛症

 原因ははっきりしませんが、皮脂の異常分泌が起こるため頭皮や毛穴の皮脂が増えることによって起こる薄毛です。

 皮脂は頭皮に住む菌の栄養になるので、最近が増えて毛穴の炎症を引き起こし、少しずつ抜け毛が増えてしまいます。炎症が強くなるとかゆみや赤みが増えてきます。AGAの悪化要因でもありますが、AGAとは関係なく薄毛を引き起こす脂漏性脱毛症もあります。

 対策としてはとにかく頭皮を清潔に保つことです。しっかりシャンプーをして、毛穴の汚れをきれいにすることが大切です。また、高脂血症の人や運動不足の人では皮脂が増えるという報告もあるので、生活習慣に気を付けてダイエットや運動をすることも予防になるかもしれません。

まとめ

 いかがでしたか? AGAのような加齢に伴う薄毛だけではなく、薄毛を引き起こす病気はたくさんあるんですね。中には、薄毛が病気のサインとなる全身的な疾患もあるんですよ。

 薄毛の予防には生活習慣や食生活に気を付けたり、早めにAGAの治療を始めることも大切ですが、一度自分の薄毛が「本当に病気からくるものではないのか?」ということを考えてみて、何か心当たりのある症状や経過がある場合には、早めに病院で診てもらうことも重要です。

 薄毛が教えてくれる体の異変というものも馬鹿にはできませんよ。

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