タバコが育毛・発毛に与える影響とは?

肺がんや動脈硬化になるリスクが高まるなど、タバコが体に悪影響を及ぼすことはよく知られています。それでは喫煙は、髪の生育にはどのような影響を与えるのでしょうか?

タバコの成分

タバコには、数千種類にも及ぶ化学物質が含まれています。そしてその中には、人体に有害とされている化学物質が数百種類ほども含まれています。おもなタバコの有害成分は「タール」「ニコチン」「一酸化炭素」の3種類となっています。

タール

通常のタールは粘着性のある液体なのですが、喫煙する場合には高温で燃やすため気体となります。喫煙者の歯が黄色くなったり、喫煙スペースの壁が黄ばんでしまうのは、このタバコの影響です。

タバコに含まれる数千種類の化学物質は、気化したタールとして体に吸い込まれることになります。そしてこのタールには、発がん性物質である「ベンゾ(a)ビレン」「ニトロソビロリジン」などをはじめとした数百種類の有害物質が含まれています。

ニコチン

ニコチンは無色の液体で、高い毒性を持っています。成人での致死量が約40mgで、これはタバコ2本分に入っている量と同等です。ただしこれは、タバコに含まれているニコチンをすべて液体として抽出した場合の話です。

仮にタバコを食べてしまっても、なかなか胃から吸収されませんし、ニコチンには嘔吐を誘う働きもありますので自然に吐いてしまいます。じっさいに幼児によるタバコの誤飲はよく起こっていますが、死亡にまでいくケースはほとんどありません。

またニコチンには高い依存性があり、その強さはコカインやヘロインなどの麻薬と比べても遜色はありません。一般に禁煙が難しいのは、このニコチンによる依存症のためだとされています。

一酸化炭素

一酸化炭素も高い毒性を持つ物質です。一酸化炭素は、ヘモグロビンと結合しやすいという特徴を持っています。その結合のしやすさは酸素の約250倍ほどもあると言われているほどです。

ヘモグロビンは酸素と結合して、酸素を体中に行き渡せるという役目を持っています。しかし体内に一酸化炭素が入ると、酸素の代わりに一酸化炭素がヘモグロビンと結合してしまいます。結果、酸素が体に行き渡らず酸欠状態になってしまうというわけです。

喫煙と育毛の関わり

タバコは、髪の成長にも大きな影響を与えます。そしてそのほとんどは悪い影響だと言えるでしょう。男性ホルモン増加、栄養欠乏、血行不良、内蔵負担の4つが主な喫煙のデメリットとされています。

タバコとAGA

アメリカのハーバード大学で、喫煙者と非喫煙者で「ホルモン量に違いがあるか」という調査が行われました。この調査で、喫煙者のほうが非喫煙者よりホルモン量が多いという結果が出ました。

ジヒドロテストステロン(DHT)が13%、テストステロンが9%、アンドロステンジオンが33%ほどと、それぞれ喫煙者のほうが多くなっていました。ここで問題なのがDHTとテストステロンです。

育毛に興味があるなら、男性型脱毛症(AGA)とDHTの関係については良くご存知かもしれませんが、念のため簡単に説明しておきます。

男性ホルモンであるテストステロンは、5αリダクターゼの働きによりDHTへと変化します。毛根に集まったDHTは髪の成長を阻害し、これがAGAの大きな原因だということがわかってきています。

発毛に悪いDHTが増えるのですから、喫煙はAGAを加速させてしまうという認識で間違いないでしょう。また増加したテストステロンもDHTへと変化する可能性があり、これもAGAに対する悪影響が懸念されます。

ただしこの問題は、AGAであるかどうかが大きく関わっています。DHTやテストステロンは、誰でも体内に持っている物質です。しかし必ずDHTでハゲるというわけではなく、毛根のDHTとの受容性の高さによってAGAになるかどうかが決まります。

この受容性には遺伝が大きく影響していて、DHTとの受容性が高いとAGAになってしまう可能性が高くなってしまいます。

逆に言えば、もしも受容性が低いなら、喫煙によってDHTが増えてもそれほど変化は出ないと考えられます。しかしすでにAGAが発症している人などでは、DHTの増加は、そのまま抜け毛の増加に結びつく可能性が高くなるでしょう。

タバコと栄養

健康な髪の成長には、ビタミンやミネラル類が欠かせません。しかしタバコを吸うと、タバコの毒性を中和するため、ビタミンCやビタミンB、ビタミンEなどが消費されてしまいます。

特に影響が大きいのがビタミンCで、タバコ1本につき25mgほども消費されてしまうという研究結果が出ています。1日に取るべきビタミンCの量が100㎎と言われていますから、タバコによる消費はかなり大きいと言わざるを得ません。

これらのビタミン欠乏による影響はすぐにはあらわれないでしょうが、長期的には髪の成長の邪魔になると予想されます。

タバコと血行

髪の成長には十分な栄養が必要ですが、その栄養を毛根まで届けるのは血液です。ですから、育毛には血行促進が重要だとされているわけです。しかしタバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させてしまう作用があります。

血管が細くなれば血液の流れが悪くなり、毛根に送られる栄養分と酸素が減ってしまいます。たとえ食事やサプリメントで十分な栄養を補給していても、それが毛根まで届かなければ効果は期待できません。

ニコチンによる血行の阻害は一時的なものです。しかしタバコには、長期的に血流を悪くする作用もあります。タバコを吸うと血液中の脂肪酸が増えてしまい、さらに善玉コレステロールが減り悪玉コレステロールが増えます。

こうして増えた脂肪は動脈硬化の原因となって、タバコを吸っていない時でも血行を悪くしてしまいます。

また育毛には栄養分とともに酸素が必要ですが、喫煙はこの酸素供給にも悪影響を与えます。タバコの成分のところでも書いたように、一酸化炭素はヘモグロビンと結合して、血液に含まれる酸素量を減らしてしまいます。

血行が悪化した上に、酸素自体も減ってしまうのですから、毛根に届けられる酸素量も少なくなってしまうでしょう。酸素がなければ、髪を作る働きも阻害されてしまいます。

タバコと内臓

タバコには人体に有害な物質が多く含まれていますから、それを中和する必要があります。その働きを担っているのが肝臓です。タバコを吸いすぎると、肝臓は毒の中和にその力を割かれることになるわけです。

しかし肝臓の働きは毒の中和だけではありません。食物を栄養に変える代謝の働きも担っているのです。口から入れた食べ物は、そのままでは体に吸収されません。肝臓で体に吸収されやすい物質に変化されて、ようやく吸収されるのです。

喫煙によって肝臓が働かされすぎていると、肝臓の代謝機能が弱まってしまう危険性が考えられます。肝臓による代謝がなければ、いくら食べ物を食べても身につきませんし、髪を作る栄養にもなりません。

タバコのメリット

タバコが育毛に与えるデメリットを4つ挙げましたが、メリットも無くはありません。タバコを吸うと、心身がリラックスしてストレスがやわらぐ働きが期待できます。強いストレスは育毛の大敵ですから、それが減ることは育毛にプラスだと言うこともできます。

ただしこのリラックスには1つ注意点があります。それは、そもそもストレスの原因が、タバコを吸えないことによるニコチン欠乏からきている可能性があるということです。

ニコチンには強い依存性がありますので、タバコを吸えないことはそれだけでストレスになります。喫煙者なら、タバコを吸えなくてイライラした経験があるのではないでしょうか。

タバコを吸えないことによるストレスが、吸ったことによりやわらいでも、それはプラスマイナスゼロになっただけで、喫煙のメリットとは言えません。しかし仕事の失敗やケンカなどでイライラした気分がタバコで収まったなら、それはタバコのメリットだと言えるでしょう。

タバコをどうすればよいのか?

育毛のことを考えるなら、タバコを吸わないというのが最善の選択となります。タバコのメリットがまったくないとは断言できませんが、害のほうが圧倒的に多く、とても割に合いません。

また育毛への悪影響だけでなく、経済的な負担も馬鹿になりません。タバコは値上げが続いていて、その経済的負担は増すばかりです。銘柄にもよりますが、1日に1箱吸うなら、月に12000円~13000円ほどのお金がかかる計算です。

もしもタバコをやめることができれば、その浮いたお金で育毛剤を買うなり、育毛シャンプーや育毛サプリを買うなり、育毛にプラスなことができるようになるでしょう。

もちろんタバコを吸いながらも、あらゆる育毛手段にお金を使っているという方には当てはまりませんが、それほど経済的に余裕がある人はそう多くはないと思われます。

禁煙にあたって

いくらタバコが育毛の邪魔だとしても、そう簡単にやめられたら苦労はないというのが、喫煙者の本音でしょう。実は喫煙者の60%以上、3人に2人ほどはタバコをやめたがっているという調査結果が厚生省により出されています。

しかしその6割以上の禁煙希望者のうち、じっさいに禁煙に成功したのは7%程度に過ぎなかったという結果となりました。それほど禁煙というのは難しいものなのです。

なぜ禁煙が成功しないのか

ほとんどの人は禁煙に失敗します。しかしそれは、タバコを吸っている人の我慢が足りないとか、精神力が弱いとかそういう簡単な問題ではありません。

タバコの成分のところでも書いたように、ニコチンには強い依存性があります。ですからタバコの場合、ただ好きなものをやめられないというわけではなく、ニコチン依存症という病気にかかっていると考えるべきものです。

じっさいに国際疾病分類第10版では「精神作用物質使用による精神及び行動の障害」として、タバコは、アヘンやコカインなどの麻薬と同列に扱われています。医学的には、タバコは常習性がある薬物なのです。

禁煙方法

タバコの害を減らすためにはいくつかの方法があります。自分の意志だけで完全に禁煙ができれば言うことはありませんが、そう簡単ではないのは上記のとおりです。禁煙方法については、いろいろなところで語られていますが、ここでも簡単に述べておきましょう。

軽いタバコに変える

低タール・低ニコチンなどと銘打った「軽いタバコ」に変えてみる、というのは多くの方が選ぶ方法でしょう。しかしこのやり方はあまり意味がありません。

例えば同じ銘柄で、タール10mgと1mgのものがあるとしましょう。こう聞くと、1mgのタバコならタールがもとの10分の1しかないと思えるかもしれません。しかしこの10mgとか1mgというのは、タバコに含まれているタールの量を表しているわけではないのです。

これは、ある測定機を使って「決められた時間に決められた分量」を吸引した場合にどの程度のタールやニコチンが含まれていたかを計測したものです。

軽いタバコには、フィルターに多くの穴が空いています。測定器ではかる場合、この穴から多くの空気が吸い込まれ、煙草の煙が薄められます。少しわかりにくいでしょうか?

結論を述べると、1mgでも10mgでもタバコに含まれているタールやニコチン量は「同じ」という事になります。多く空いているフィルターから空気が流れ込んでくるので、計測上は濃度が薄められるというだけの話です。

濃度が下がるなら効果があるのでは、と思われるかもしれませんが、それはあやしいところです。普段と違う軽い銘柄のタバコを吸ったことがある人ならわかるでしょうが、タールやニコチンが少ないタバコでは物足りなくなってしまいます。

それでどうするかというと、普段より深く煙を吸い込んだり、吸う本数が増えてしまったりします。結局、体内に入るタールやニコチンの量は同じになってしまうわけで、軽いタバコに変えるメリットはあまりないと言えるでしょう。

また軽いタバコに変えるのと同じく、吸う本数を減らすのもそれほど効果的とは言えません。吸う本数を減らすと、よりじっくりと深く吸って、長く肺にためておいてしまう傾向があるからです。

他のものに変える

タバコより害が少ないとされているものに変える、というのも1つの方法です。電子タバコやガム、お菓子などがその候補でしょうか。

しかしこれらの代替品ではニコチンが摂取できないため(電子タバコならニコチン入りもありますが)、ニコチン欠乏による症状を抑えることは出来ません。そのため、代替品で満足できるなら良いのですが、難しいかもしれません。

他に、深呼吸をしたり歯を磨いたりといった方法もありますが、これらもそう簡単にはやりきれないでしょう。

禁煙外来

自分だけで禁煙をしようとしても難しいのですから、専門家のサポートを頼むということを考えても良いでしょう。ニコチン依存症は病気のひとつなので、病院に頼ることをためらう必要はありません。

病院では、ニコチン切れの症状を抑える薬を処方してもらえますし、ニコチンが含まれた「ニコチンパッチ」で無理せず喫煙の習慣をやめることも可能です。

また通院は大げさだと思うなら、まず薬局でニコチンパッチやニコチンガムを買って試してみても良いかもしれません。用法用量を守って使えば、これだけで禁煙が成功する可能性もあります。

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